「そのうち治るかな…」と思っていませんか?
外反母趾の症状が出始めると、「まだ少し痛いだけだから様子を見よう」「靴を変えたら治るかもしれない」と考える方は少なくありません。進行した外反母趾が何もしなくても自然に元の状態へ戻ることは、あまり期待できません。
なぜ自然には治りにくいのか?
外反母趾は、足指の使い方の変化、足裏のアーチの低下、歩き方のクセ、筋力低下、靴の影響、足首や膝の動きなど、複数の要因が重なって起こります。原因が変わらなければ、足へ加わる負担も自然には変わりません。
痛みがなくなった=治った、ではありません
痛みが一時的に落ち着いても、炎症が軽減しただけ、歩く量が減っただけ、靴を履き替えただけ、痛みを避ける歩き方になっただけという場合があります。見た目の変形や足の機能は変わっていないことも多くあります。
放置するとどうなる?
親指の付け根が強く出っ張る、靴が履きにくくなる、歩くたびに痛い、親指が人差し指の下へ入り込む、足裏にタコや魚の目ができるなどの症状が現れることがあります。さらにモートン病、足底筋膜炎、膝痛、股関節痛、腰痛などにつながることもあります。
変形した骨は元に戻るの?
骨の変形が大きく進行した場合、元の形へ完全に戻すことは簡単ではありません。ただし、痛みを軽減する、歩きやすくする、進行を抑える、足の機能を改善することは目指せる場合があります。
改善のために大切なのは原因を見つけること
外反母趾の原因は人それぞれ違います。浮き指、偏平足、開張足、歩き方、靴、筋力低下などを確認し、なぜ親指へ負担が集中しているのかを見ることが大切です。
自宅でできる対策
足に合った靴を履く、靴紐をしっかり締める、足指を使って歩くことを意識する、足指のグーパー運動、タオルギャザー、片足立ちでバランスを鍛えるなどがあります。ただし痛みが強い状態で無理に行うのは避けましょう。
まとめ
外反母趾は、何もしなくても自然に元通りになることは多くありません。しかし、早めに原因を見つけて適切な対策を行うことで、痛みの軽減、進行予防、歩きやすさの改善を目指せる可能性があります。
杉本接骨鍼灸院
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