【八尾市】硬い床で仕事をするとかかとが痛くなる理由
「家ではそれほど痛くないのに、職場にいるとかかとが痛くなる」「仕事の後半になると足を着くたびにかかとがジンジンする」「コンクリートや硬い床の上で働くようになってから足裏がつらい」。このように、職場の床や長時間の立ち仕事によって、かかとの痛みを感じる方がいます。
特に工場、厨房、スーパー、介護・医療現場、倉庫などでは、硬い床の上で立ったり歩いたりする時間が長くなります。ただし「硬い床だから痛い」と一つの原因だけで考えるのではなく、立っている時間、歩数、靴、足首の動き、体重のかかり方などを合わせて確認することが大切です。
硬い床ではかかとにどんな負担がかかる?
歩くとき、足は地面から繰り返し力を受けています。かかと付近から接地し、足裏へ体重が移動し、最後は足指を使って身体を前へ進めます。
かかとの下には脂肪組織があり、着地時の衝撃を和らげる役割を持っています。また、足裏にはかかとから足指方向へ伸びる足底筋膜があり、足のアーチを支える働きに関係しています。
硬い床の上で長時間立ったり歩いたりすると、このような足の組織へ繰り返し負荷が加わります。短時間なら気にならなくても、数時間の勤務を毎日続けることで、仕事の後半や帰宅後にかかとの痛みを感じる場合があります。
立っているだけでも足は負担を受けています
「歩き回っているわけではないのに、なぜ足が痛いの?」と思うかもしれません。しかし、立っている間も足は身体を支え続けています。
特に同じ場所で長時間立ち続ける仕事では、歩いているときのように体重を大きく移動させる機会が少なく、同じ部分へ負担を感じることがあります。
- レジや受付で長時間立っている
- 工場のライン作業で同じ場所に立つ
- 厨房で硬い床の上を動き回る
- 倉庫内を長時間歩く
- 医療・介護現場で立つ時間が長い
仕事中は集中しているため痛みをあまり感じず、休憩で座った後や帰宅してから強く感じるケースもあります。
かかとのどこが痛むかも重要です
「かかとが痛い」といっても、痛む場所は人によって異なります。
かかとの内側から足裏に近い場所が痛む場合には、足底筋膜周辺への負担が考えられることがあります。中央部分に着地すると響くような痛みがある場合には、かかとの下に繰り返し加わる衝撃も確認したいところです。
また、後ろ側でアキレス腱との境目付近が痛む場合や、外側だけが痛む場合には、別の組織や足の使い方についても確認する必要があります。
痛む場所だけで原因を決めることはできませんが、どこが痛いのかを具体的に把握することは大切です。
仕事用の靴が足に合っているか確認しましょう
硬い床で働く方ほど、靴の状態は確認しておきたいポイントです。
「クッションが厚ければ足に優しい」と考えがちですが、柔らかさだけで靴を選ぶことはおすすめできません。大きすぎる靴では、歩くたびに足が前へ滑ったり、かかとが浮いたりする場合があります。
反対に、小さすぎる靴では足指や足幅が圧迫され、自然な足の動きを妨げることがあります。
特に会社指定の安全靴や作業靴では、サイズだけを合わせて選んでいるケースもあります。足長だけではなく、足幅、足囲、かかとの収まり、歩いたときの前滑りなども確認してみましょう。
靴底が古くなっていませんか?
毎日仕事で履く靴は、見た目以上に消耗していることがあります。
靴底の一部分が大きく減っている、中敷きが潰れている、左右で靴底の減り方が大きく違う、かかとの内側が擦れているといった変化がないか確認してください。
特に「新しい靴のときは楽だったのに、最近かかとが痛くなってきた」という場合には、靴の使用期間や状態も振り返ってみる価値があります。
靴底の減り方だけで歩き方を断定することはできませんが、日常的な足の使い方を考える手がかりになります。
足首が硬いと歩き方が変わることも
歩行では、足首が動きながら身体を前へ運んでいます。足首が動きにくい場合には、その不足を足裏、膝、股関節など別の部分で補うことがあります。
仕事中に何時間も歩く方では、一歩ごとの小さな違いが繰り返されます。そのため、片方のかかとだけ痛い場合には、左右の足首の動きや過去の捻挫なども確認したいポイントです。
また、仕事の後半になるとふくらはぎがパンパンに張るという方では、足首や歩き方も合わせて見ておくとよいでしょう。
仕事中にできる3つのセルフケア
1.同じ姿勢を長時間続けない
仕事上可能であれば、休憩時に少し座る、体重を左右へ移すなど、同じ場所へ負担が集中し続けないようにします。痛みを我慢して立ち続ける必要はありません。
2.休憩後に足首を軽く動かす
長時間座った後は、立ち上がる前に足首をゆっくり上下へ動かします。痛みのない範囲で行い、強く伸ばしたり勢いをつけたりする必要はありません。
3.仕事用の靴を確認する
かかとが靴の中で浮いていないか、足が前へ滑っていないか、靴底が極端に減っていないかを確認します。靴ひもがある場合には、毎回緩いまま履いていないかも見直してみてください。
クッション材やインソールだけで解決しようとしない
硬い床でかかとが痛いと、柔らかい中敷きやインソールを入れたくなることがあります。衝撃を和らげる目的で使用されることはありますが、すべての人に同じものが適しているとは限りません。
インソールを入れることで靴の中が狭くなったり、かかとの位置が高くなって靴から浮きやすくなったりすることもあります。
「柔らかければ良い」「高価なインソールなら良い」と考えるのではなく、まず靴自体が足に合っているか、どの場所へ負担が集中しているのかを確認することが大切です。
このような場合は先に医療機関へ
転倒や強い衝撃のあとから痛む、体重をかけられないほど痛い、急激な腫れや赤み・熱感がある、安静にしていても強く痛むといった場合には、整形外科など医療機関で確認を受けてください。
また、仕事を休むと一時的に楽になるものの、出勤すると毎回強い痛みを繰り返す場合や、症状が徐々に悪化している場合も、一度原因を確認しておくことをおすすめします。
杉本接骨鍼灸院で大切にしている考え方
杉本接骨鍼灸院では、硬い床で働くとかかとが痛む場合、痛む場所だけを見るのではなく、必要に応じて足首の動き、足指の使い方、立ったときの体重のかかり方、歩き方、左右差、ふくらはぎの状態、膝や股関節の動き、仕事用の靴などを確認します。
例えば、同じ硬い床で働いている方でも、ほとんど同じ場所に立ち続ける方と、一日中職場を歩き回る方では足への負担のかかり方が違います。安全靴を履く方、スニーカーで働く方でも確認したいポイントは変わります。
整形外科で診断や検査を受けている場合には、その内容も大切な情報です。医療機関での診断や治療を尊重しながら、仕事中の身体の使い方や足元の環境を別の角度から確認していきます。
まとめ
硬い床で仕事をするとかかとが痛くなる場合には、床の硬さだけでなく、立っている時間、歩行量、靴の状態、足首の動き、体重のかかり方などが重なっている可能性があります。
「仕事だから仕方ない」と我慢し続けるのではなく、いつ痛くなるのか、かかとのどこが痛むのか、休日にはどう変化するのか、仕事用の靴は合っているのかを一度確認してみましょう。
八尾市・恩智駅周辺で、立ち仕事や硬い床での勤務によるかかとの痛みが続いていて、足元や歩き方、仕事用の靴まで含めて確認してほしいという方は、杉本接骨鍼灸院へご相談ください。
院情報
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521
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