
外反母趾は、初期の段階で対策を始めれば進行を防ぎやすい症状です。
しかし、痛みが強くなるまで放置してしまう人も多く、気づいた時には変形が進んでいるケースもあります。
そこで今回は、外反母趾の初期症状を見逃さず、自宅でできる簡単なセルフチェック方法をご紹介します。
外反母趾の初期症状とは
初期の外反母趾では、変形が軽くても足にさまざまなサインが現れます。
代表的な症状は以下の通りです。
- 親指の付け根が少し赤くなる
- 靴を履くと親指の付け根に圧迫感や違和感がある
- 長時間歩くと足の親指の付け根がうずく
- 足の横幅が広がったように感じる
セルフチェック方法① 鏡で足の形を確認
鏡に足を映し、親指の角度や付け根の出っ張りを確認します。
親指が人差し指側に少しでも傾いている場合、初期の変形の可能性があります。
セルフチェック方法② 親指の可動域を測る
親指をまっすぐに伸ばし、外側に動かしてみます。
可動域が狭く、途中で突っ張るような感覚がある場合は、関節や筋肉が硬くなっている証拠です。
セルフチェック方法③ 足の横幅を測る
メジャーやひもを使って足の横幅を測り、以前よりも広がっていないか確認します。
横アーチの崩れは外反母趾の進行サインです。
セルフチェック方法④ 靴の内側の摩耗を確認
普段履いている靴の親指付近が擦り減っている場合、親指に過剰な負担がかかっている可能性があります。
セルフチェック後に行うべきこと
- 初期段階であれば、足指体操やインソールの使用で進行を防ぐ
- 症状が軽くても整形外科や専門院で相談する
- 痛みや変形が進む前に生活習慣を改善する
まとめ
外反母趾は「少し気になるかな?」という段階で対策を始めることが重要です。
今回紹介したセルフチェック方法を習慣化し、早期発見・早期対応を心がけましょう。
足の健康を守る第一歩は、自分の足を知ることから始まります。